弁護士の先生から紹介いただいた相続案件、3日で決済した事例

弁護士から紹介された相続不動産案件を3日で決済した事例を紹介するイラスト

「相続物件の処分を急いでいる。できるだけ早く決済したい」——弁護士の先生からそのようなご依頼をいただき、ご相談から決済まで3日で完了した事例をご紹介します。どのような状況で、なぜ3日が実現できたのか。その背景とポイントを詳しく解説します。

📁 事例概要
ご依頼者 弁護士事務所(相続案件担当)
物件の種別 一戸建て(築38年・空き家)
物件の状態 残置物あり・相続登記済み・雨漏り有
相続人の状況 3名(全員が売却に合意済み)
ご相談〜決済 3日
決済方法 現金一括・即日振込

📋 この記事でわかること
  • 3日決済が実現できた条件と背景
  • 弁護士・司法書士からの紹介案件で当社が大切にしていること
  • 相続物件の「スピード決済」に必要な準備
  • 残置物あり・瑕疵ありでもスムーズに進んだ理由
  • 専門家が信頼できる買取業者を見極めるポイント

1. ご依頼の背景——なぜ急ぎが必要だったか

今回のご依頼は、弁護士事務所から「相続案件で不動産の早期処分が必要になった。できるだけ速やかに決済できる業者を探している」というお電話からはじまりました。

詳しく伺うと、次のような事情がありました。

急ぎが必要だった主な理由
・相続人のひとりが高齢で施設に入居中。今後の施設費用の支払いに充てるため、早期に現金化が必要だった
・相続人3名全員の合意は取れていたが、遠方に住む相続人が体調面の理由で長期の対応が難しい状況だった
・固定資産税・管理費などの維持費が引き続き発生しており、少しでも早く処分したかった
・空き家のまま放置することへの防犯・近隣トラブルへの不安があった

こうした背景から、弁護士の先生は仲介(一般市場での売却)ではなく、即時に現金化できる買取業者への依頼という判断をされていました。当社はこれまでも同事務所とお取引があったため、今回もご連絡をいただいた形です。

2. 物件の状況——残置物・雨漏りありの空き家

物件は築38年の木造一戸建て。被相続人が3年前に施設へ入居して以来、誰も住んでいない状態でした。

物件の課題
・大量の家財・衣類・食器が残置
・和室の天井に雨漏りの跡
・庭木が繁茂し外観が荒廃
・一部床の傷み・軋みあり
・通電・通水は停止済み
手続き面の整備状況
・相続登記は完了済み
・相続人3名の売却同意書あり
・固定資産税評価証明書を取得済み
・権利証(登記識別情報)あり
・弁護士が窓口として一本化

物件の状態だけ見れば決して「良い物件」ではありません。しかし手続き面での準備が整っていたことが、今回のスピード決済を可能にした最大の要因でした。

3. 3日で決済できた理由——5つのポイント

① 相続登記が完了していた
売買契約には登記上の所有者であることが必要です。今回はすでに相続登記が完了していたため、「登記待ち」という最大のタイムロスがありませんでした。登記未了の場合、これだけで数週間〜1ヶ月以上かかります。
② 相続人全員の合意が取れており、弁護士が窓口を一本化していた
相続人が複数いる場合、それぞれへの連絡・確認が大きな時間ロスになります。今回は弁護士の先生が相続人3名の合意を事前に取りまとめ、窓口を一本化してくださっていたため、当社は先生とのやりとりだけで手続きを進められました。
③ 必要書類がすでに揃っていた
固定資産税評価証明書・権利証・印鑑証明書・住民票などの必要書類を弁護士の先生がすでに収集・整理してくださっていました。書類収集だけで通常1〜2週間かかる部分がゼロになりました。
④ 現状引渡し・残置物込みで双方が合意できた
残置物の片付けや雨漏り修繕を「引渡し前に行う」となれば、それだけで数週間かかります。今回は買取価格に残置物処理・現状の瑕疵を織り込んだうえで、現状引渡しとすることに双方が合意。この判断が決済スピードに直結しました。
⑤ 当社が自己資金で即時買取・即日振込に対応できた
融資を使う業者の場合、金融機関の審査・実行に1〜2週間かかります。当社は自己資金による買取のため、契約成立後の決済は即日振込が可能。今回も契約締結の翌日に全額を被相続人名義口座へ振込完了しました。

4. 実際の動き——Day1〜Day3のタイムライン

Day
1
ご相談・現地確認・査定額の提示
午前中に弁護士の先生からお電話。状況を伺ったうえで午後に現地へ伺い確認。残置物・雨漏り・建物の傷みを含めた現状をすべて確認のうえ、当日中に書面で査定額を提示しました。

Day
2
相続人への説明・合意・売買契約締結
弁護士の先生が相続人3名に査定額・条件を説明。全員の合意を確認後、午後に売買契約書を締結。契約には「現状引渡し・残置物込み・瑕疵担保免責」を明記しました。

Day
3
所有権移転登記・決済・全額振込完了
司法書士立会いのもと所有権移転の手続きを実施。登記手続きと並行して決済を行い、買取代金の全額を相続人代表口座へ即日振込で送金。Day3の午後には手続きがすべて完了しました。

整理すると:Day1(相談・査定)→ Day2(合意・契約)→ Day3(決済・振込完了)という流れです。準備が整っていれば、相続物件の買取は最短3日での完結も現実に可能です。

5. 弁護士の先生からいただいた声

弁護士 K先生
「相続案件では依頼者の方が『早く終わらせたい』とおっしゃるケースがほとんどです。今回も施設入居中の方の費用負担が続いており、一日でも早い現金化が必要な状況でした。

千歳不動産さんにご連絡した翌日には現地確認・査定額の提示をしていただき、3日で振込まで完了したのは正直驚きました。こちらが書類を事前に準備していたこともありますが、業者側の動きの速さと対応の確実さが大きかったと思います。

残置物や雨漏りがある物件でも価格を明確に提示してくれたことで、依頼者の方にも説明がしやすかったです。今後もこういった案件ではご相談させていただきたいと思っています。」

このようなお声をいただけることが、私たちの何よりの励みです。弁護士・司法書士の先生方からのご紹介案件では、「先生の信頼を損なわない対応」を最優先に動くことを社内で徹底しています。

6. スピード決済を実現するために相続人側が準備すべきこと

今回のように3日という短期間での決済を実現するには、買取業者の対応力だけでなく、相続人・専門家側の事前準備が不可欠です。以下の項目を事前に整えておくと、スムーズに進みます。

準備項目 ポイント
相続登記の完了 最重要。未了の場合は並行して進める
相続人全員の売却合意 書面(同意書)での確認が望ましい
印鑑証明書(各相続人) 発行から3ヶ月以内のもの
住民票(各相続人) 現住所が確認できるもの
固定資産税評価証明書 市区町村役場で取得
権利証(登記識別情報) 紛失の場合は司法書士に相談
振込先口座の確認 相続人代表または各自の口座情報を整理
⚠️ 書類の収集が一番時間がかかります:印鑑証明・住民票は各相続人が自分で取得する必要があります。相続人が遠方に住んでいる場合、郵送でのやりとりだけで1〜2週間かかるケースもあります。依頼前に事前収集を始めておくのが最も効果的です。

7. 専門家が「使える買取業者」を見極めるポイント

弁護士・司法書士の先生方が案件を紹介するうえで、「この業者なら安心して任せられる」と判断するための基準をまとめました。

動きが速く、レスポンスが確実か

依頼者の状況が急を要する案件では、業者の初動の速さが直接結果に影響します。問い合わせ当日に現地確認・翌日に査定書提示——このくらいのスピード感で動ける業者かどうかは、最初のやりとりで見えてきます。

査定根拠を書面で明確に示せるか

「なぜこの価格なのか」を説明できない業者は、後から価格を下げてくるリスクがあります。固定資産税評価額・近隣成約事例・残置物処理費用などを根拠とした査定書を書面で提示できる業者を選びましょう。裁判所や依頼者への説明にも使えます。

自己資金での即時買取か、融資利用かを確認する

融資(ローン)を使って買い取る業者の場合、金融機関の審査に1〜2週間かかり、審査が通らなければ契約が白紙になるリスクもあります。自己資金による即時買取に対応できるかは、スピードと確実性の観点から必ず確認すべきポイントです。

「価格の後出し値引き」をしない業者かどうか

一部の業者では、契約直前になって「やはり価格を下げさせてほしい」と交渉してくることがあります。依頼者・先生方への信頼を損なう最悪のケースです。査定から契約・決済まで提示価格を変えない業者かどうかは、過去の実績・評判を確認することで判断できます。

千歳不動産の方針:書面査定の提示後に価格を変更することは原則行いません。現状確認を徹底したうえで価格を提示するため、後から条件が変わることがないよう取り組んでいます。


8. よくある質問(FAQ)

Q
相続登記がまだ済んでいない場合、どのくらいの期間が必要ですか?
A
相続人の確定・戸籍収集・遺産分割協議・登記申請と、通常は1〜2ヶ月かかります。ただし書類が整っている場合や司法書士が迅速に対応できる場合は、2〜3週間程度に短縮されることもあります。当社では提携司法書士との連携もサポートしています。
Q
弁護士・司法書士からの紹介案件は、一般の方からの依頼と扱いが違いますか?
A
買取価格の算出方法は同じです。ただし専門家経由の案件では書類整理・合意形成が先生方によって済んでいることが多く、結果としてスムーズに進むケースが多いです。先生方への報告・説明資料の提供なども積極的に対応しています。
Q
決済代金の振込先は相続人それぞれに分けることができますか?
A
可能です。相続人の持分割合に応じた按分振込にも対応しています。ただし振込先・口座情報の確認が必要なため、事前にご連絡ください。
Q
今回のようなケースで、買取価格はどう決まりましたか?
A
固定資産税評価額・路線価・近隣の成約事例をもとに算出した市場価格から、残置物処理費用・雨漏り修繕費用・リフォームコストを差し引いた価格を提示しました。根拠を明示した査定書を書面でご提供しています。
Q
事前相談・査定だけをお願いすることはできますか?
A
もちろんです。査定・ご相談は完全無料です。「まだ売るかどうか決まっていない」「価格感だけ知りたい」という段階でも、お気軽にご連絡ください。弁護士・司法書士の先生方からのご相談も歓迎しています。

9. まとめ

この記事のまとめ
  • 相続物件は準備が整っていれば最短3日での決済も可能
  • スピードの鍵は「相続登記完了」「全員合意」「書類の事前収集」「自己資金買取」の4点
  • 残置物・雨漏りありでも、現状引渡しの合意さえできれば問題にならない
  • 弁護士・司法書士の先生方には書面査定・報告資料の提供など専門家対応を徹底
  • 「価格の後出し値引きなし」「即日振込対応」が信頼できる業者の見極めポイント

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